MocuMocuDance Ver.0.99を公開しました。
更新内容は以下の通りです。
- 設定メニューにHMD瞳孔補正設定を追加しました。
- スライダーメニューの数値を表示するようにしました。
- OpenVR 1.9.16に更新しました。
MocuMocuDanceは、Steam VRを用いてMikuMikuDance(MMD)のモデルデータやモーションデータファイルを再生表示して観賞するアプリケーションです。
今回実装したHMD瞳孔補正設定機能は斜視の方向けに実験的に実装したもので、正しく動作するかは未テストとなっています。もし改善されましたらコメントやTwitterのDM等でご報告頂ければ、今後の改良にも役立ちますのでお願いできればと思います。
なお、今回は「Steam VR」のみ対応で「Oculus Rift」には対応しておりませんので、起動時のダイアログで「起動方式」を必ず「Steam VR」にするようお願い致します。
このアプリを使用するのが初めての方もいらっしゃると思いますので簡単に説明致しますと、VRコントローラのメニューボタンまたはキーボードのスペースキーを押すとメニューが表示されます。もう一度押すと閉じられます。なお、VRコントローラのトリガーまたはキーボードのEnterキーで決定、トラックパッドまたは十字キー上下で選択位置を変更できます。
まず、メニューを開き、「キャラクター読み込み」→「ファイル名順」を選択し、「Tda式初音ミク・アペンド_ver1.00」を選択してみてください。目の前にキャラクターが表示されたかと思いますので、メニューを閉じます。
もう一度メニューを開き、「モーション読み込み」→「ファイル名順」を選択し、「StandardMotion」を選択すると、モーションがループ再生されますので、メニューを閉じます。
さてここからが本番ですが、メニューから「設定」を選択し、一番下から2番目の「HMD瞳孔補正設定」を選択します。
左右の目それぞれの水平/垂直ごとの位置/角度を、トラックパッドまたは十字キー左右で設定できます。位置の単位はメートルです。おそらく左目または右目の水平角度を調整することで改善されると思うのですが、個人差もあるかと思いますので、位置も含めて調整してみてください。